ファッシング -VII-【ミュンヘン】


[E-P3, M.ZD45/1.8, F2.2, 1/160s, ISO200, Lightroom4beta]

そのすぐ近くの屋台バーで。
プロセッコ(イタリアのスパークリング)なぞ。
寒くてイマイチ美味しくないけれど。

さて、このレンズM.ZD45/1.8、今のオリンパスのフィロソフィーが凝縮されている気がする。
巷では絶賛の嵐のレンズ。
売れまくり。

今月号の「CAPA」なぞ見ると(注:こんな雑誌読みたくもないのだけれど、ミュンヘンでiPadで見れるのは「CAPA」と「デジキャパ」だけ。「カメラマン」よりはマシ?)、これが「レンズ大賞」だと?!

それも、選考理由がひどい。
多数決ではパナのズミっちDG25/1.4。
これは納得。

で、最終的には「コストパフォーマンス」で、だと?
なんて無責任な雑誌なんだ!
なんて無責任な選考委員なんだ!!

実際、この値段でこのM.ZD45/1.8を作っちゃうオリンパスの技術はスゴいと思う。
小型軽量なのに、解像力は開放からキレまくり、ボケは素直、周辺光量OK、歪曲色収差なし、玉ボケOK。
ほぼ完璧なレンズだと思う。

でも、ダメだ。
ボクにとってはコストパフォーマンス0のレンズ。
なんたって、まるで使い物にならないんだから。
タマに使う度に、いつもガッカリさせられる。
現在、里子候補の筆頭。

この写真を見て欲しい。
キレイにボケているのにまるで立体感がない。
なぜ?

それは色(と濃淡)の諧調がまるでないから。
色乗りが悪いと言ってもいい。
赤は赤、緑は緑、黄色は黄色。
それ以上は再現できない。

特に赤がひどい。
赤は難しいとは言え、こんなにひどいレンズは他に知らない。
ズームレンズも含めて。

このレンズはオリのレンズで最も確信犯的な匂いを感じる。
コレだけスゴいレンズが作れる技術者が

「え?色?あ、忘れてた、てへ^^;」

とかいう訳ないでしょ。
巧みに、数値的に評価されやすいところに力を注いで、そうでないところは手を抜いている。
つまり、いいレンズが作りたいのではなくって、売れるレンズが作りたいだけ、というフィロソフィー。
軽蔑に値する。

オリンパスのレンズを使う度に、技術力のスゴさの片鱗をいつも感じる。
それでも、必ず確信犯的な手抜きのせいで、ほぼ確実に里子に出す事になる。
だまされてもだまされても、お人好しなボクは「次こそは」と思って買ってしまう。

でも、そろそろ限界かな。。。
次のM.ZD75あたりが最後の試金石になりそう。
これで手を抜いてきたら、もうオリレンズはやめようと思う。

うーん。。。
全くファッシングのレポートになってないな。
まあ要するに、大した事ないイベントでした。

とさ。

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